ポスティングの効果が倍増!?成果を出す改善点をプロが解説!

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「ポスティングって本当に効果が出るの?」「ポスティングって、どんな効果が見込めるの?」という方へ、ポスティングは、新規顧客の開拓や、新聞折込よりもコスパがいい、即効性の高さなど、ポスティングならではの効果・メリットが複数あります。また、「ポスティングしているが、効果が出ない」「反応率が下がってきている」という場合、原因として考えられるのは、主に3つあります。このコラムではポスティングの効果・メリットと、効果を出すための改善方法、効果を測定する方法について紹介します。

目次

ポスティングの効果・メリットは?

ポスティングは、ウェブ広告のサービスが増える中でも、多くの企業が集客の有効な手段のひとつとして活用している販促手法です。ポスティングならではの効果・メリットを紹介します。

新規顧客の獲得につながる

ポスティングは特定のエリア内にある全世帯にチラシを投函できる手段です。他のチラシを配布する手段である新聞折込の場合は購読者のみ、DM(ダイレクトメール)の場合は住所を知っている顧客のみですが、これらに該当しない居住者に対しても情報を届けることができます。

特に、新聞購読者は比較的年齢層が高いため、若年層やファミリー世帯へのアプローチには不向きとされ、年々その傾向は高まっています。ポスティングは年齢層に関係なく幅広い世代にアプローチできるので、ファミリー層や、若い世代がターゲットの場合は、新聞折込よりもポスティングの方がおすすめと言えるでしょう。

コスパよく反響を出せる

一般的に、ポスティングの反響率(不動産業界の場合)は1万部配ったら1件反響が出る、と言われていますが、新聞折込の場合は3万部で1件と言われています。新聞折込に比べ、3倍も反響が出やすいのです。

ポスティング  新聞折込
反響率(不動産業界の場合)  〇
1万部に1件の反響

3万部に1件の反響
配布単価
4.5円前後/部

3.5円前後/部

配布単価だけで見ると新聞折込に劣りますが、1件の反響を出すのにかかる費用を算出してみると、

ポスティング:10,000部×4.5円=45,000円
新聞折込:30,000部×3.5円=105,000円

となり、ポスティングの方が圧倒的にお得、ということが分かります。同じチラシを配るにも、コスパよく反響を出すには、ポスティングがおすすめと言えるのです。

関連記事 ポスティングと新聞折り込みの違いを徹底比較 向いている業種も紹介

認知拡大からコンバージョン(顧客獲得)までカバーできる

ポスティングは地域に広く配布できるため、店舗オープンの案内など、特定のエリアで店舗やサービスの認知を広げることができます。一方、キャンペーンのお知らせやイベントの案内など、店舗への来店を促し顧客獲得のきっかけ作りにも活用できます。来店促進にはクーポンを付けるなどの工夫をすることで、より効果が見込めるでしょう。

配布エリアとタイミングが指定できる

ポスティングは、配布エリアを町丁目まで指定することが可能です。新聞折込の場合は、各新聞社の販売拠点がカバーするエリアごとが最少単位ですが、ポスティングではより狭い範囲でエリアの指定ができます。さらに、「配布しないで欲しい」という苦情があった世帯には配布しないこともでき、小回りが利くチラシの配布方法なのです。より高精度のエリアターゲティングで、費用対効果アップにもつながるでしょう。

タイミングについては、セールやオープン時期などに合わせて配布できるため、最も鮮度が高い状態でニュースを届けることができます。週末は自宅にいる人が多いため、ポスティングを実施する企業が多く、複数枚のチラシが入ることで埋もれてしまう場合もありますが、投函枚数の比較的少ない曜日を選べば、気付いてもらいやすくなる可能性が高まります。

効果を出すためのポスティングの曜日については、こちらの記事で紹介しています。
ポスティング効果は曜日によって違う?レスポンス率を向上させるコツ

即効性がある

郵便ポストは自宅を出入りする際にチェックする人は多く、配布した当日にチラシを手に取ってもらえる可能性が高いです。よく、「チラシはすぐに処分されてしまう」とデメリットにも捉えられがちですが、言い換えれば郵便ポストからゴミ箱に行くまでの間、少なくとも一度はターゲットが手にし、目に入っているということ。ターゲットに刺さる内容であれば、当日に来店につながる可能性もあるでしょう。スルーされない工夫を施すことが大切です。

試供品やノベルティも配布できる

ポスティングは、チラシだけでなく試供品やノベルティなども配布することが可能です。立体的な物が付属していると目立つほか、感触が加わることで印象に残りやすいです。チラシのみの場合よりも費用は高くなりますが、まずは試してもらいたい場合やインパクトを与えたい場合などに効果的です。

 

ポスティングの効果が出ない原因と改善方法

「ポスティングで効果が出ていない…」と感じた際に、原因として考えられるのはどのようなことなのでしょうか。以下では、考えられる大きな原因3つと、その改善方法をご紹介します。

原因1 セグメントが曖昧

地域に広く認知したい、という場合はエリアを広く取るのがおすすめですが、来場につなげたり、お問い合わせにつなげるなど、コンバージョンの目的がある場合には、ターゲットに合わせてセグメントをかける必要があります。配布エリアや配布する住居形態などを見直し、セグメントしましょう。

改善① 配布エリアでセグメントする

特に地域密着の店舗であれば、店舗周辺何km以内、徒歩●分圏内など、実際に来店が見込める範囲に絞り込む必要があるでしょう。徒歩10分圏内、車で20分圏内などのデータは、商圏分析を行うことで明確になります。

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改善② 住居形態の分類によってセグメントする

ポスティングの配布方法には、以下の3点があります。

・集合:マンションやアパートなどの集合住宅にのみ配布
・戸建て:戸建て住宅にのみ配布
・軒並み:集合・戸建て問わず配布

まずは「軒並み」で広くアプローチし、反響が出たエリアに戸建てや集合の別で傾向があれば、どちらかに寄せていく方法を取るのが一般的です。

 

原因2 デザインや内容がターゲットにマッチしていない

「デザインや内容が、ターゲットにマッチしていないこと」も、ポスティングで効果が出ない原因の一つです。ポスティングは、紙広告の中でも比較的セグメントしやすい販促手法の一つですので、そのメリットを生かして、ターゲットに合わせたコンテンツにすることが重要です。

関連記事 魅力的なポスティングデザインの作り方とは?失敗を防ぐポイント

 

改善① 読み手が「自分ごと」に捉えられる内容にする

例えばフィットネスジムの新店オープンのチラシの場合、ビジネスパーソン向けであれば「24時間いつでも来店可能」と利便性をメインに訴求し、主婦向けであれば「自分のペースでシェイプアップ」といった訴求をするなど、刺さりやすいキーワードやキャッチコピーは異なります。チラシを手に取った人が「自分のことだ」「自分にも当てはまるな」と感じられるような内容にすることがポイントです。
デザイン面は、スタイリッシュなのか、柔らかい雰囲気なのか、安売り感を全面に出すのか高級感を出すのか、などターゲットによって印象を合わせましょう。

 

改善② 紙の形状や折り加工を施して他のチラシに埋もれないインパクトを出す

多くのチラシがポストに入っていると、自社のチラシが埋もれてしまう可能性もあります。
パッと目を引くチラシを作るための工夫として、印刷にスクラッチ加工を施したり、間違い探しなど「ついやりたくなる」仕掛けをする、などがあります。特殊折り加工を施したり、型抜きをするなどで通常の四角四面ではない形状にすることも可能です。

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原因3 管理体制が不十分な会社に依頼している

ポスティングで効果を出すためには、質の高いポスティングを実施してくれる会社に依頼することも重要です。あるまじきことですが、自社が依頼したチラシを、配布員がポスティングせずに自宅に置いておいたとしても、チェック体制がきちんとしていなければ発覚せずにやり過ごせてしまう可能性もあるからです。信頼のおけるポスティング会社を選びましょう。

改善 管理体制がきちんとしているポスティング会社を選ぶ

ポスティングを外注する際には、経験が豊富で配布員の教育がしっかりとされている企業を選びましょう。
ポスティングの経験値は、「配布禁止リストを何件持っているか」を確認することで測ることができるでしょう。件数が多いほど、それだけ多くのポスティングをしてきた証拠でもあるからです。
配布員の教育が行き届いているかどうかを見極めるのは難しいですが、あくまでも一つの考えとして、あまりにも単価が安いポスティング会社には注意した方がいいかもしれません。教育コストを極力削減して、ポスティング費用を安く提供している可能性があるためです。事前に情報収集をしたり、コミュニケーションを取って印象を見る、などして選択しましょう。

ポスティング会社の選び方 選定基準と反響の出る品質の見極め方については、こちらの記事で解説しています。

 

それでもダメならポスティング以外の方法を検討する

上記の3つの原因を改善してもなお、ポスティングで全く反響が出ないという場合は、ポスティングが向いていないサービスや商圏であるという可能性も考えられます。その際は、ポスティング以外の方法を模索しましょう。例えばウェブ広告やSNS運用、地域新聞への出稿、駅看板や電車内広告など、広告の方法はさまざまあります。セグメントやターゲットが明確になっていれば、他の広告手法にも応用できます。

 

さらにポスティングの効果を高める改善点

ポスティングによって一定の効果は出ているものの、一層効果を高めていきたいという方に、5つのポイントをお伝えします。解説するポイントに沿って改善し、より効率のいい配布を行いましょう。

1回きりで終わらせず複数回撒く

ポスティングを1回だけ実施して「効果が出なかった」と決めつけてしまうのは、時期尚早かもしれません。チラシを見た人は、そのタイミングではまだ検討段階になかっただけの可能性もあります。ある程度継続的に、長期間に渡って集客する不動産や学習塾、フィットネスジムなどは、複数回にわたって同じエリアにポスティングすることで、潜在顧客から問い合わせがくることがあります。原因1~3の改善をしながら、何度かポスティングしてみることをおすすめします。

クロスメディアで展開する

クロスメディアとは、1つの商品やサービスをさまざまな媒体を使って展開することです。
例えば、新店オープンしたヘアサロンの集客方法として、店舗周辺にポスティングするだけでなく、ポスティングとデザインや内容に統一感のあるウェブ広告を実施し、より多くの人に認知してもらうのも一つの方法です。最寄り駅などに看板やポスターを出す方法もあるでしょう。複数の場所で特定の商品やサービスを目にすると、認知度もあがりますし、無意識に脳にインプットされていきます。1つの手法をずっと続けていくより、クロスメディアで展開した方が、結局のところ費用対効果が上がることもありえます。
販促は単体で考えるのではなく、御社のマーケティング全体の中で複数の方法を「使い分ける」ことが重要です。

ポスティングは日曜日~水曜日が狙い目

配布日を見直してみるということも1つの手です。実はポスティングする曜日にもコツがあります。日曜日~水曜日の間に配布するというのがオススメです。理由は、週末、特に木・金曜日にポスティングされるチラシの量が増えるため、ポスト内での1枚の存在感が低下してしまいます。他のチラシに紛れてしまわないために、木・金曜日は避けるといいでしょう。

効果を出すためのポスティングの曜日については、こちらの記事で紹介しています。
ポスティング効果は曜日によって違う?レスポンス率を向上させるコツ

反響率をチェックする

反響率をチェックすることも重要です。どの地域の反響が良かったか、データを残しておきましょう。分析すれば、今後のターゲットの見直しにつながりますし、継続していく際に改善点が見つかりやすくなります。

ポスティングの反響率を業界別に紹介した記事はこちらからご覧いただけます。

 

チラシの内容やターゲットの見直しをかける

費用対効果を高めるには、チラシの内容をブラッシュアップしてみましょう。過去に反響が特に高かったチラシのデザインは、どのような点がよかったのかを見直します。デザインを一新したら、反響が出にくかったエリアでも効果が上がったという例もあります。ターゲットに合わせてデザインをアップデートしましょう。

また、ターゲティングも見直してみましょう。

なお、商圏内の居住者の年齢層や過去に反響の出たエリアなど、より詳細なターゲティングをした上でポスティングのエリア選定ができるツールDEECH(ディーチ)を無料でお試しいただけます。詳細はこちらからご確認ください。

 

ポスティングの効果 測定方法

ポスティングは「チラシを投函して終わり」ではなく、どのエリアでどのくらい反響があったのかを確認することが重要です。ポスティングの効果を測定する方法を4つご紹介します。

チラシ持参で来店・来場してもらう

1つ目は、配布するチラシに「このチラシを持参して来店したら…」などの文言を入れておき、来店や来場した時に提示してもらう方法です。
何組がチラシを持参して来店してくれたかをカウントすれば、来店の反響率を図ることができます。反響率を算出する式は下記です。

チラシを持参して来店した組数÷チラシの配布部数×100=来店反響率(%)

その際、新規顧客やリード獲得につなげるチャンスでもありますので、商品やサービスと引き換えに、メールアドレスや氏名などの情報を獲得しておくといいでしょう。

ただ、わざわざチラシを持参して足を運んでもらうためには、それだけの価値を感じられる商品やサービス、割引などの特典を付ける必要があります。
具体的には、当社では、不動産会社様のチラシで新築物件の内覧イベントを告知する際、「チラシを持参して来場した方に高級アイスクリームのつかみ取りができる」という特典を付けています。ブランド力のある高級アイスクリームをインセンティブにすることで、集客が見込めます。
ただ、単にアイスクリーム欲しさに来場する顧客がいるのも事実です。せっかくの来場者を単なる物取りで終わらせないように、つかみ取りをしたい方には物件(モデルルーム)を必ず案内し、着座で話す機会を作るようにしています。購入意欲がなかった顧客でも商談することで「月々7万円のローンなら今の家賃と変わらないな。自分にも買えるかもしれない」という気付きにつながり、潜在顧客の発掘ができることもあります。

 

チラシ専用のQRコードやクーポンをつける

自社のウェブサイトに誘導する目的で、そのチラシ専用のQRコードをチラシに掲載しておき、その専用のQRコードからどれだけの人がサイトにアクセスしたか(UU数、ユニークユーザー数)をカウントすることで、効果を計測できます。反響率を算出する式は下記です。

ユニークユーザー数(UU数)÷チラシ配布枚数×100=反響率(%)

UU数をカウントするためには、事前にGoogle Analyticsで該当するサイトのページを登録しておき、QRコードのURLにパラメーターをつけておくと、何人がQRコードから流入してきたのかを計測できます。

パラメーター付きのQRコードURLの作成方法は、こちらで詳しく紹介されています。

 

チラシ専用の電話番号を記載する

チラシ専用のお問い合わせ電話番号を記載しておき、その番号にかかってきた件数をカウントすることで効果を計測します。

専用ダイアルの受電数÷チラシ配布枚数×100=反響率(%)

カウントする際は、電話番号や氏名などの顧客情報をエクセルファイルやスプレッドシートなどにリストアップして、あとから確認でき路るようにしておきましょう。

 

来店・来場した際にアンケートを実施する

顧客が来店・来場した際にアンケートを実施し、「何を見て来店(来場)したか」という項目のチェックボックスを設けておくことも一つの手です。チラシ、ウェブサイト、ツイッターなど、御社が発信している広告や媒体を列挙しておき、閲覧したものすべてにチェックを入れてもらいます。

ただ、どれを見て来店・来場につながったのかは、顧客自身が明確に覚えているとは限らず、最も印象が強かった媒体に寄ってしまいがちです。確実な反響率を計測するというよりは、参考程度にとどめるのが無難でしょう。

 

ポスティングの効果 まとめ

ポスティングで効果を出すためには、まずはターゲティングやセグメントをするなど、自社の分析が不可欠です。その上で、デザインを考え、信頼できるポスティング会社を選択し、効果測定を行うことが重要です。きちんと効果測定することで、他の広告をクロスメディアで展開する際にも指標になります。

 

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ポスティングで効果を出す技術は、一朝一夕に身に着くものではありません。ポスティング歴20年の当社では、配布スタッフの教育はもちろん、配布後のフォローや万が一のトラブルやクレームにも真摯に対応いたします。ご相談やお見積りなどはこちらから、お気軽にご相談ください。

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